南砺市山野地区(井波)の特産品をアピールする「ぐるめフェスタinいなみ 山野のさといもDAY(だあ~い)」が22日、JAとなみ野井波中央支店周辺で開かれ、恒例の全日本いも洗いコンテストで会場を盛り上げた。
コンテストには、2人1組の22チームが県内外から参加。木製のたるに水と里芋4キロを入れ、「かい」と呼ばれる木製器具でかき回す昔ながらの手法で洗い、仕上がりぶりを競った。
ブリーフ1枚のみを着用し、ボディービルダーを思わせる姿で登場したコンビは、ポーズを決めたり、バケツの水を全身に掛けたりするパフォーマンスを披露し、来場者を沸かせた。
JAとなみ野や山野さといも組合などでつくる実行委員会(小橋昭夫委員長)が開き、同地区特産の里芋やチューリップ球根などを販売した。
今年の里芋は品質、収量とも恵まれ、千円で袋に詰め放題のコーナーには例年より多い4トンを用意。朝から長蛇の列ができ、大勢の人が買い求めていた。さといも増収競技会の表彰もあった。北日本新聞社後援。
【全日本いも洗いコンテスト】◇男子▽金賞=カワモリモズ▽銀賞=野比家▽銅賞=全農とやま▽特別賞=チーム文さん◇女子▽金賞=イーストタイガー▽銀賞=ハッピーあまちゃん▽銅賞=スイートユニット▽特別賞=ちょっと早いクリスマス2
【さといも増収競技会】▽最優秀賞・北日本新聞社賞=斉藤嘉明▽優秀賞=長野克巳、川原忠史