新年の幕開けを祝う「北日本新聞カウントダウン花火2016」が31日深夜から1日未明にかけ、富山市の富山城址公園で行われた。来場者は夜空を彩る花火に時折歓声を上げながら、2016年が幸多き年となるよう願いを込めた。
冬の富山をPRする「とやまスノーピアード2016」の一環として行い、16回目。会場では日付が変わる20秒前からカウントダウンが始まり、家族連れやカップルが声を合わせて数えた。1日午前0時を迎えた瞬間、盛大に音楽が流れ、スターマインなどが次々と打ち上げられた。
雪はないものの肌寒く、富山地方気象台によると、午前0時現在の富山市の気温は平年より0・9度低い2・0度だった。
友人と夜空を眺めた富山市の大学3年生、高堂祐希さん(20)は「2016年は就職活動を成功させて実りのある年にしたい」と話した。
北日本新聞社主催。富山市、とやまソフトセンター、富山シティエフエム後援。