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「松本マラソン」17年10月1日 1万人規模の大会目指す

信濃毎日新聞(2016年1月16日)

 松本市は15日、松本城や北アルプスの風景を楽しみながら走る同市初のフルマラソン大会「松本マラソン」の第1回大会を、2017年10月1日に開くと明らかにした。今年3月に実行委員会を組織し、市と信濃毎日新聞社が共催する。定員1万人規模の市民マラソンとして育てる計画だ。

 市総合体育館前を出発し、県松本平広域公園陸上競技場にゴールする42・195キロのコース=地図。松本城近くや、サッカー松本山雅FCの本拠地「アルウィン」付近を走る。一部は塩尻市も通る。日本陸連公認コースとして申請を目指す。

 参加受け付けは17年1月からの予定。制限時間は長野マラソン(5時間)より長い5時間半とし、幅広く参加できるようにする。家族連れらが楽しめる2〜3キロの「ファミリーラン」も計画する。大会運営に携わるボランティア約3千人を今年7月から募る。

 松本市は「おもてなしで、また参加したいと思ってもらえる大会にしたい」(寺沢和男文化スポーツ部長)という。

 同市では、梓川地区出身の山田俊(たかし)さんが1955(昭和30)年に陸上1500メートルなどで日本新記録を出したことを記念し、同地区で「松本市山田杯梓川ハーフマラソン」が57年から開かれていたが、山田さん死去後の12年で終了した。

 市はフルマラソン大会の創設に向け、15年2月に市内の団体などと検討委員会を設置し、松本署などとコース検討を進めていた。このほど開いた第2回検討委で基本計画をまとめ、15日の市議会総務委員協議会で報告した。

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