3月19、20日に南砺市宮後(井口)のいのくち椿館で開かれる「南砺いのくち椿まつり」の実行委員会(林則雄委員長)は、まつりを盛り上げるプレイベントとして、地元作家による「三人展」と「春待ち椿展」を2月25~28日に初めて開く。
三人展では洋画家の柳田邦男さんと武部真理子さん、陶芸家の藤井一範さんの作品を展示。各作家がツバキをテーマに創作した小品を紹介するコーナーも設ける。椿展には地元の愛好者が丹精して育てた鉢植えを20~30鉢用意。芸術作品の展示空間にも並べ、アートとツバキの"共演"を楽しんでもらう。
期間中は、椿館で地域交流活動に取り組むカメリア友の会(藤田節子代表)が羊毛フェルトでのツバキ作りと切り絵のワークショップを行う。27日はフォークソングのライブ、28日には茶会を開く。
1日は林委員長が北日本新聞南砺総局を訪れ「椿まつりと地域作家の活動を相互に盛り上げることができればうれしい」と話した。藤田代表、森松誠一市井口行政センター副主幹が同行した。
実行委は本年度の北日本新聞地域社会賞を受賞した。まつりとプレイベントは北日本新聞社共催。
問い合わせは実行委事務局の同センター、電話0763(64)2211。