高岡市山町筋の喫茶店「山町茶屋」（同市木舟町）は、３月３日からランチの提供を始める。握らずにつくるおにぎり「おにぎらず」と氷見うどんなどのセットで、地元食材を積極的に活用する。２６日は同店で試食会があった。

　店は高岡ガス（同市内免、菅野克志社長）の子会社、高岡ガスサービスが運営。昨夏、開店１０周年を機に改装し、近くの菓子店「大野屋」と連携して県産食材を生かした甘味や飲み物の提供を始めた。

　ランチは、山町筋に提供する飲食店が少ないことから新たに考案。県産コシヒカリに具材を挟んだおにぎらず４個と氷見うどんの小鉢、季節の総菜のセット「おにぎらずランチ」として、８５０円（税込み）で提供する。おにぎらずの具材は週ごとに変える。

　試食会には地元や高岡ガスの関係者ら１０人が参加。豚肉のショウガ焼きと、シャケ・高岡昆布・インゲン・だし巻き卵を具材にした２種類のおにぎらずなどを味わった。

　３月から、定休日は火曜から水曜に変更する。ランチ提供は午前１１時半～午後２時。