富山市宮尾の県民会館分館内山邸の「観桜の会」が９日始まり、訪れた人がお茶会や日本舞踊の公演を楽しんだ。１０日まで。

　県日本舞踊協会による公演では「千代の友鶴」「初出見よとて」などの演目が披露され、お茶会は県茶道連盟がもてなした。内山邸にはシダレザクラ、ソメイヨシノなど１５本の桜が植えられており、県の「富山さくらの名所７０選」に選ばれている。訪れた人たちは見頃の花に見入ったり、記念撮影したりしていた。

　１０日は午後１時～同５時までお茶会があり、日本舞踊の公演は午後１、２、３時からの３回行われる。１０日までは開館時間を午後８時まで延長し、桜をライトアップする。

　会は県、県文化振興財団主催、北日本新聞社後援。