となみ夜高まつりの若衆有志でつくる「夜行会」は9日夜、砺波商工会議所で、およそ2年半かけて制作した観光PR用の夜高行燈(あんどん)の点灯式を行い、完成を祝った。
おはらいの後、佐藤丈寛会長や夏野修市長、大島肇一同商議所会頭、五島辰夫市観光協会長、稲垣修市議らがスイッチを押して点灯させた。佐藤会長は「年中見ることができる行燈を作りたかった。いろいろPR活動をしていきたい」とあいさつした。夜行会メンバーによる夜高節の披露もあった。点灯式後は各町内の50、60代の作り手を招いた記念座談会が行われた。
夜行会は大行燈を持つ15町内のうち11町内の20、30代の若手で構成する。砺波市のまちづくり協働事業として2013年10月から作ってきた。全長5メートルで高さは4・7メートル。各町内の特長を生かし、鳳凰や打ち出の小づちなどをあしらった。県内外のイベント会場に持ち出してまつりの魅力を伝えていく。