全日本チンドンコンクールは最終日の10日、富山市の県民会館で本戦を行い、チンドン芸能社美香(東京)が2年連続2度目の優勝を果たした。富山商工会議所、富山市主催、北日本新聞社など後援。
本戦は全国のプロ30チームのうち、予選を勝ち抜いた8チームが出場。トーナメント方式で行い、技やアイデアを競った。決勝は、チンドン芸能社美香とかわち家(長崎)が「ガラスの街とやま」をテーマに対戦。軽快な演奏や威勢のいい口上を披露し、会場を沸かせた。予選を通過した8チームには今回初めて優秀チンドンマンとしてガラスの認定証が贈られた。
この後、チンドン大パレードが富山市の平和通りで行われた。プロとアマのチンドンマンや地元のブラスバンドがにぎやかに練り歩き、大勢の見物客を楽しませた。