昨年7月に射水市であった国内最大規模のヨットレース「タモリカップ」が、7月17日に再び同市の新湊マリーナなどで開催される。県セーリング連盟が18日、県庁で発表した。
同レースは、タレントでヨット愛好家のタモリさんが、日本一楽しいヨットレースを目指して2009年に沼津市で開催し、昨年は初めて富山で行われた。富山大会には約40艇が参加したほか、前夜祭には1600人の関係者が集まり、盛り上がった。
今夏のコースは、四方沖を出発して射水市沖にゴールする約10キロで、レース前には海上パレードがある。昨年の大会で行った前夜祭のバーベキューパーティーは、レース後に実施する。
県庁で記者会見した連盟の四方正治会長は「美しい富山湾を全国、世界にさらに発信したい」と強調。高桑幸一理事長によると、タモリさんは「富山のみんなは乗りが良く、もう一度やりたい」と話していたという。同レースは県セーリング連盟などでつくる実行委員会が主催となる予定。参加者の募集要項などは近く発表される。