北陸電力は、有峰ダム(富山市有峰・大山)を紹介する写真入りカード「ダムカード」を制作し、6月1日からダムに隣接する有峰記念館を訪れた人に配布する。同社は「水力発電事業について理解を深めてもらいたい」と話している。
ダムカードはダムを管理する国土交通省や都道府県、電力会社が統一したデザインで制作しており、4月1日現在、全国に487種類がある。入手するには現地を訪れる必要があるため希少性が高く、熱心なダムファンや収集家の人気を集めているという。
有峰ダムのカードには、表に全景写真、裏面には所在地や総貯水容量、こだわりの技術などが記載されている。
有峰記念館でアンケートに答えた人に1枚ずつプレゼントする。配布日時は、同記念館が営業する6月1日~11月上旬の午前9時から午後4時半。同社がダムカードを制作・配布するのは初めてで、初回分として3千枚を用意する。
県内では国交省の宇奈月ダムや関西電力の黒部ダム、県の上市川ダムなど計9カ所のダムカードがある。