南砺市福野地域のワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」開催に向け、評議員会(河合秀和会長)が8日、同市福野文化創造センターで開かれ、橋本正俊実行委員長が「日本の『ワールドミュージックの郷(さと)』として地位を確立したい」と、ブランドアップへの意気込みを示した。
26回目となる今年は8月26~28日、同センターや市園芸植物園で開催。ラテン音楽の第一線で活躍するセシリア・トッド(ベネズエラ)、アルゼンチン音楽界をリードしてきた「アカ・セカ・トリオ」や、地元の楽団が多彩な演奏を披露する。橋本委員長は「素晴らしいアーティストを招くことができた」と述べた。
メンバーからは、東京や沖縄での公演を通じて広く魅力を発信し、集客につなげてほしいとの要望があった。プロデューサーのリバレ・ニコラさんは「長いスパンで、少しずつ来場者を増やしていきたい」と答えた。「スキヤキ」は北日本新聞社共催。