2014年9月に噴火した御嶽山の山麓地域を盛り上げようと、木曽町開田高原の有志でつくる「木曽町ずさねぇ会」などが8月14日、御嶽山がよく見える開田高原の田んぼで「どろんこぐらんぷり」を開く。依然、噴火前と比べ観光客数は少ないものの、住民は落ち込んでいないことをアピールしよう―と、昨年に続いて2回目の開催となる。
個人種目の30メートル走や障害物走、団体種目のむかで競走や綱引き、リレーなどのほか、はざかけ競走、ジャンボバレー、フラッグ奪取といった種目もある。大会運営は地元の中学生が中心になるという。帰省客に参加や見学を促すため、昨年より1週間ほど時期を早めた。
天気が良ければ、田んぼの水面に御嶽山が映ることもあり、昨年は写真愛好家も大勢訪れた。発案者でスポーツトレーナーの田上仁さん(65)=木曽町=は「催しを通じて、木曽地方は頑張っていることを広く知らせたい」と話している。
午前10時からで、小雨決行。簡易シャワーや更衣室も用意する。参加無料で、何種目出場してもいい。
8月7日ごろまでの申し込みが望ましいが、当日申し込みも可能という。申し込み、問い合わせは開田高原観光案内所(電話0264・42・3350)へ。