第61回なんと福光ねつおくり七夕祭りが28日、南砺市福光地域中心部で開幕し、色とりどりの吹き流しやあんどんがつり下げられた七夕飾りが通りを華やかに彩った。初日は民踊街流しがあり、大勢の人でにぎわった。祭りは31日まで。
国道304号など通りの両側に、商店街ごとに趣向を凝らした30本近くの七夕飾りが設置され、見物客が夏の風情を堪能した。
街流しには、地元の民踊団体や婦人会のメンバーら約150人が浴衣姿で参加。「福光音頭」をしっとりと踊りながら通りを練り歩き、東町交差点では「三社柿の里音頭」を輪踊りした。
街流しに先立ち予定されていた福光、吉江両中学校の吹奏楽部のマーチングは雨で中止となった。
29日は午後6時半から子どもみこしオンパレード、同8時からなんとめでた花火大会があり、福光行政センターと道の駅福光、福光中部小学校を循環するシャトルバスが運行される。
30日はよさこい演舞や火縄銃演武、福光太鼓競演会を実施。31日はキッズダンスフェスティバルなどがある。問い合わせは祭り実行委員会、電話0763(52)2038。祭りと花火大会は北日本新聞社共催。