松本が舞台の人気青春純愛漫画「orange(オレンジ)」のテレビアニメ放送開始を記念した展示イベントが16日まで、松本市中央1のパルコ松本店で開かれている。アニメの原画や絵コンテなど約90点をパネルで展示し、関連グッズも販売している。
漫画の作者は市内在住の漫画家高野苺(いちご)さん。7月に放送が始まったアニメ(県内ではテレビ信州で金曜午前2時14分から)は、原作に登場する松本の風景や名所を忠実に再現している。
1階特設会場に絵コンテやアフレコ台本、主な登場キャラクター6人の描き方の設定など約50点を展示。エスカレーター横のガラス面に、放送場面のパネル34点を並べた。2階には6人のキャラクターの等身大パネルも置いた。
関連グッズは、今回のために描き下ろされたイラスト入りのクリアファイルなど14種類。安曇野市の高校1年の女子生徒(16)は「アニメは欠かさず見ている。漫画のキャラクターが松本の風景の中で動いたり、しゃべったりしていて感動する」と話していた。