高岡市関本町の瑞龍寺で13、14の両日に行われる「夜の祈りと大福市」の試験点灯が12日あり、大伽藍(がらん)が幻想的に照らし出された。
イベントでは国宝の山門、仏殿、法堂(はっとう)を色とりどりの光で幻想的に演出。参拝者は"トイレの神様"として知られる烏瑟沙摩(うすさま)明王に加護を祈る。両日とも、大庫裏で先着700人に無料で白玉みつ豆が振る舞われる。
総門前の大福市では、飲食関係9団体が高岡のご当地グルメなどを提供。牛串焼きやたこ焼き、かき氷などの定番メニューも並ぶ。石川県津幡町の版画家、谷内正遠さんによる木版画展も同時開催する。多彩な野草なども飾られる。
イベントは両日とも午後6時半から9時半まで。瑞龍寺夜の祈り実行委員会主催、北日本新聞社など共催。