「立木義浩写真展 写心気58」が1日、高岡市福岡町福岡新のミュゼふくおかカメラ館で始まった。女優写真をはじめ、立木さんが写真家になってからの58年間に撮影したさまざまな作品が並んでいる。11月27日まで。月曜休館。
立木さんは1937年、徳島県に生まれた。主に女性写真の分野で活躍し、"女優写真の第一人者"と呼ばれている。
現在も広告や雑誌、出版など幅広い分野で精力的に活動している。
今回は、初期の代表作「舌出し天使」「イヴたち」など、ヌード写真やハーフのモデルの一瞬を切り取ったスナップ写真のほか、ロンドンやパリ、ニューヨークといった海外の町並みや人々を捉えた作品239点を展示。キューバの日常を撮り下ろした最新作「La Habana(ラ・アバナ)」も並んでいる。
初日はギャラリートークが行われ、立木さんと、同展のレイアウトや写真集の製作に関わっているデザイナーの町口景(ひかり)さんが対談しながら、作品を紹介した。北日本新聞社共催。