日本郵便は、高岡市生涯学習センターで8日に開かれる「全国万葉故地サミット」の開催記念切手シートを作った。発売を前に高岡郵便局の島和成局長らが4日、市役所を訪れ、切手をPRした。
82円切手10枚組で、射水市の帆船海王丸や宮城県多賀城市の政庁階段、奈良県明日香村の飛鳥川などサミットに参加する全国10市村の名所などをデザインした。値段は1300円で千シート作った。
島局長が「高岡をPRする一助になればうれしい」とあいさつし、高橋正樹市長に切手シートを贈った。8日はサミット会場、9日は高岡万葉まつり会場の高岡古城公園で先行販売し、11日からは県内郵便局で扱う。伏木郵便局の濱井浩美局長らが同行した。
サミットは大伴家持の生誕1300年記念プレイベントとして高岡市が初めて開催し、万葉集を生かしたまちづくりを考える。入場無料。