北佐久郡軽井沢町の観光地などを巡る「ホリデーウオークin軽井沢2016」は16日、しなの鉄道中軽井沢駅併設の「くつかけテラス」北口広場を発着点に開いた。約400人が、澄み渡った青空の下を歩きながら、深まる軽井沢の秋を楽しんだ。
町と観光協会でつくる軽井沢紅葉まつり実行委員会と信濃毎日新聞社が主催。同町長倉の軽井沢野鳥の森などを巡る約10キロと、町が今年開設した農産物直売所「軽井沢発地市庭(ほっちいちば)」を経由する約8・5キロの2コースで行われた。参加者たちはポールを手に軽快に歩いたり、友人たちと共に道端に咲く秋の花や色づく木々を見て歩いたりした。
長野市の主婦小林幸子さん(69)は直売所を経由するコースで初参加。「暖かくて気持ち良かった。秋の軽井沢を満喫しました」と話していた。