30日に小矢部市の石動駅前商店街でギネス世界記録挑戦やコスプレーヤーのイベントが開かれるのに合わせ、商店主ら有志が自らコスプレをして訪れる人たちをもてなす。打ち合わせでアニメのキャラクターや魔女などに仮装した有志はノリノリ。「コスプレの街で訪れる人を驚かせたい」と来場を呼び掛けている。
小矢部市商工会は商店街のにぎわいづくりや三井アウトレットパーク北陸小矢部からの誘客を目指した「おやべ楽市」事業(北日本新聞社後援)を行っている。30日はメインイベントとして石動駅前商店街でギネス世界記録更新に挑む「おやべミルクセーキでクロス乾杯」、街なかや郊外でアニメのコスプレーヤーが街歩きや撮影を楽しむ「街かどコスプレイヤー」などを繰り広げる。
ギネス挑戦では市内外から千人の参加を目標に来場を呼び掛けており、コスプレーヤーも100人以上の参加を期待している。
商店街全体で盛り上げようと、商店街あさ市「おやべよってかれマーケット」実行委員長の田悟謙三さんがコスプレを呼び掛け、商店主や市商工会女性部小矢部支部の有志らが協力する。
打ち合わせではアニメ「ワンピース」の人気キャラのサボ、人気番組「run for money逃走中」のハンター、黒いマントに目隠しマスク姿の魔女らになりきった有志が集まった。
30日はイベントスタッフを務めるほか、店頭で訪れる人を迎える。女性部小矢部支部は軽食の持ち帰りの店を出すことにしており、支部長の舟本淳子さんらは「多くの人を楽しませたい」と張り切っている。