高岡市の「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」の開館1周年を記念した原画展「キテレツ大百科とものづくり」が1日、市美術館内の同ギャラリーで始まった。漫画を通じて、ものを作り上げる楽しさを伝えている。原画展は3期に分け、来年11月末まで行う。
同ギャラリーは、同市出身の漫画家、故藤子・F・不二雄さんをテーマにした施設で、昨年12月1日オープンした。今回の原画展では、機械いじりが大好きな小学生が主人公の「キテレツ大百科」をはじめ、「ドラえもん」「てぶくろてっちゃん」など6作品計30点の原画を展示した。
1周年に合わせて、ピンズやポストカードなど記念グッズの限定発売や、等身大のドラえもんと記念撮影できるスポットを新設。川崎市の「藤子・F・不二雄ミュージアム」のオリジナルアニメ作品の上映も始めた。
この日は藤子・F・不二雄プロの伊藤善章社長が「先生は"ひみつ道具"」と題して記念講演した。