福井県華道協会の生け花展「ふくい県民総合文化祭 華のフェスティバル」(福井新聞社後援)が9日、福井市のベルで始まった。10流派が一堂に会し、冬を感じさせる華やかな165点を展示している。12日まで。
各流派の会員が1点ずつ出品し、前期(9、10日)と後期(11、12日)に分けて各125点を並べる。
ポインセチアやヒイラギはクリスマス、水仙や葉ボタンは正月の趣があり、訪れた人たちは季節感や流派による生け方の違いなどを楽しんでいた。各流派が1点ずつ出品した大作のほか、前・後期合わせて60人の小学生以下の子どもの作品も展示する。
10、11の両日には小学生以下を対象とした無料の生け花体験教室があり、午後1時半、同2時半、同3時半から開く。各回先着15人。問い合わせは同協会事務局=電話090(2034)9647。