県内の旅館、ホテル業者や大手旅行代理店でつくるキャラバン隊が１９日、首都圏の旅行代理店で、県内の観光資源をＰＲする出向宣伝を始めた。２１日までの３日間で約２５０店を巡回し、富山の魅力を盛り込んだ旅行商品づくりを促す。

　キャラバン隊は、県内にあるＪＴＢと近畿日本ツーリスト、日本旅行と、黒部宇奈月温泉、氷見などの旅館、ホテル業者らで構成。９グループに分かれ代理店を回る。

　初日は首都圏の旅行代理店に富山の食をＰＲしようと、東京・日本橋室町の県アンテナショップ「日本橋とやま館」で、寒ブリなどを味わいながら意見交換会も開いた。

　黒部宇奈月温泉の延楽の濱田政利社長は「ことしはブリが取れている。富山にお越しいただいて、味覚を楽しんでほしい」とあいさつした。