福井市のハピリンの屋根付き広場ハピテラスで21日夜、サンタクロースのアニメーションを投影するプロジェクションマッピングが始まった。立体的な映像が、迫力ある音響やシャボン玉などの特殊効果とともにガラス壁面に映し出され、会場は幻想的な雰囲気に包まれていた。
市が初めて企画した。映像は約15分間で、子どもサンタが過去にタイムスリップし、市宣伝隊長「朝倉ゆめまる」と共に市内の名所を巡るストーリー。
映像が映し出されると、訪れた大勢の親子連れらから歓声が上がった。福井市の中谷悠人君(9)は「映像やシャボン玉がきれいで面白かった」と話していた。
プロジェクションマッピングは24日をのぞく25日まで、各日午後6時15分、7時、8時、8時45分の4回投影する。期間中、描いた塗り絵がガラス壁面に投影され動きだす体験コーナーや、サンタに仮装したカメラマンに撮影してもらった写真が、大型ビジョンに映し出される企画もある。