相倉集落でカレンダーを手にする奈雲さん

相倉集落でカレンダーを手にする奈雲さん

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五箇山の風景をカレンダーに 奈雲さん撮影

北日本新聞(2016年12月30日)

 南砺市五箇山に魅せられ、約10年間通い続ける東京都のアマチュア写真家、奈雲誠さん(48)=日本写真協会員=が、四季折々の風景を撮影して和紙に印刷した2017年のオリジナル卓上カレンダー「五箇山彩時季」を作った。五箇山和紙の里(同市東中江・平)で販売している。

 はがきサイズで1セットは表紙を含め13枚。満開の桜と合掌造り家屋(4月、菅沼)や春祭りの獅子舞(5月、同)、合掌屋根の茅(かや)のふき替え作業(8月、相倉)などをテーマに、人々の生活文化も織り交ぜながら美しい風景を月ごとに紹介している。

 五箇山を100回以上訪れている奈雲さんは「滞在時に世話になっている皆さんへの感謝の気持ちを込め作った。多くの人に五箇山の魅力が伝わればうれしい」と話している。

 1セット1620円。郵送にも応じる。問い合わせは五箇山和紙の里、電話0763(66)2223。

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