福井大写真部の学生による写真展「福井の歴史を見つめて」が10日まで、福井市の県立歴史博物館で開かれている。荘厳なたたずまいの県内の神社や城などを撮影した作品25点が並んでいる。
同館と写真部の初めてのコラボレーション企画。同館の指定で歴史的建造物を被写体とし、写真部員9人が丸岡城(坂井市)や越前大野城(大野市)、平泉寺白山神社(勝山市)、金崎宮(敦賀市)など15カ所を訪ね、思い思いにカメラで切り取った作品を展示した。
越前大野城がほとりの池の水面に反射している光景など、構図に工夫やこだわりも見られ、訪れた人たちは学生たちの新鮮な感性を感じ取っていた。