福井県敦賀市の敦賀観光協会は、敦賀を訪れた人への土産にと、シャープペンシルなど敦賀城主大谷吉継の関連グッズを販売している。全５種類を用意し、１２月までの３カ月で約２２０個が売れ、好調という。

　吉継は義の武将として歴史好きの女性らに人気が高い。昨年は大河ドラマに登場し市内にも多くの観光客が訪れた。土産の問い合わせが多かったことから販売を企画した。

　グッズには、「丸に違い鷹（たか）の羽」や「向かい蝶（ちょう）」といった家紋などが入っている。京都の業者からブロックメモ帳やボールペン、シャープペンシル、クリアファイル、チケットホルダーを仕入れている。

　敦賀駅交流施設オルパークやみなとつるが山車会館、敦賀観光協会の３カ所で昨年１０月から販売を開始。東京や名古屋などへの出向宣伝でも人気を集めている。クリアファイルが最もよく売れているという。

　企画した西ノ上健さんは「グッズとともに敦賀の思い出を持ち帰ってほしい」と話している。販売は今後も続ける。