沖縄展「島の恵み―亜熱帯地域の植物資源の活用II」が、富山市婦中町上轡田の県中央植物園で開かれている。沖縄の花であるオリヅルスミレなど11種類200点余りの植物が展示され、来場者を楽しませている。25日まで。
昨年7月に開催した沖縄展に続く第2弾。今回はリュウキュウカンヒザクラの切り枝や絶滅危惧種のリュウキュウベンケイなど沖縄にちなんだ植物が展示された。リュウキュウカンヒザクラは日本で一番早く咲く桜として知られる。
同園企画情報課主任研究員の兼本正さんは「リュウキュウカンヒザクラの見頃は21日前後。春を待ち切れない人は、ぜひ足を運んで桜を楽しんでほしい」と話している。