お祝いに贈る俵を作る今井地区の住民有志ら

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まつもと歌舞伎、勘九郎さん息子祝う米俵 2月の初舞台で

信濃毎日新聞(2017年1月22日)

 信州・まつもと大歌舞伎に出演している中村勘九郎さん(35)の長男波野七緒八(なおや)ちゃん(5)と次男哲之(のりゆき)ちゃん(3)の初舞台「門出二人桃太郎」を祝おう―と、松本市今井の住民グループが21日、同地区で祝いの米俵を作った。初舞台が始まる2月2日に合わせ、東京・歌舞伎座に飾られる予定。

 グループは「今井の地域福祉をささえる会」で、この日は同会の有志20人ほどが作業に参加。わらで縄をない、俵の胴の部分はわらの束を縄で編んでつなげた。複雑で力がいる作業に会員たちは汗ばみながら手を動かし、完成すると「きれいだ」などと話していた。

 片付けを含め6時間ほどで三つの米俵が完成。中に発泡材を詰めて、近く歌舞伎座宛てに送るという。

 かつては米俵を作っていたという農業桜井清司さん(80)は「手作りの俵には農家の気持ちがこもっている」。今井の地域福祉をささえる会の会長を務める村山光利さん(69)は「良い物ができた。喜んでもらえたらうれしい」と話していた。

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