JR東日本長野支社は今夏にJRや自治体が展開する信州デスティネーションキャンペーン(DC)に合わせて、小海線で観光列車「HIGHRAIL1375(ハイレールイチサンナナゴ)」を運行する。小海線が通過するJR鉄道最高地点(野辺山―清里間)にちなみ、天空をイメージしたラッピングが特徴だ。
車体に施すラッピングは、下部を金属のような質感とし、車窓を流れる山々を配した。上部には星いっぱいの夜空をデザイン。車体前部と側面に取り付ける円形のロゴマークにも、天頂に輝く星と八ケ岳連峰をあしらった。
7〜9月の週末や長期休業期間に小淵沢(山梨県北杜市)―小諸(小諸市)間で運行する予定。長野支社の担当者は「観光資源豊かな小海線をアピールし、地域活性化や観光拡大に一役買いたい」としている。