15日に開園する富山市ファミリーパーク(同市古沢)は、スマートフォンなどで読み込むと、動物の鳴き声を聞くことができる2次元バーコードを動物展示場前に用意した。シマウマやペンギン、レッサーパンダなど、なかなか鳴き声を聞くことができない動物を中心に20の展示場でスタートし、今後さらに数を増やしていく。
ファミリーパークは2月末で冬期開園を終え、3月15日から午前9時~午後4時半(入園は午後4時まで)の通常開園を始める。
2次元バーコードは鳴き声を通して動物に親しみを持ってもらおうと企画した。各展示場に「アニマルボイス」と書いた解説板を張り、どんな時に出す声かも紹介する。
担当した飼育展示係の金子篤さんによると、鳴き声を知られていない動物は多く、来園者から「今の鳴き声は何ですか」と聞かれることが多いという。「シマウマなど予想外の声を出す動物もいるので、ぜひ聞いてみてほしい」と話している。
3月15日は午前9時から、先着200人に開園記念のポケットティッシュと風船をプレゼントする。