ため池のすぐそばに立つ「中子の桜」(津南町上郷子種新田中子)。満開時には水面に映り込む様子が幻想的とあって、アマチュアカメラマンらが撮影に訪れる。
ため池の半島状に飛び出した所に植えられた桜は約50本ある。見頃は例年、4月最終週から5月の連休中まで。残雪との共演を楽しめる。
桜のすぐそばに寄って見るのではなく、対岸の土手や湖畔の道から眺めるのがお勧め。早朝、水面の上にかかる霧の中に浮かぶ姿を目にできる時もある。
津南町観光協会は「遠くから見るという他にない楽しみ方ができる。多くの人に見に来てほしい」とアピールする。津南町役場から車で約20分。