立山連峰を貫いて富山と長野の両県を結ぶ立山黒部アルペンルートは15日、4カ月半ぶりに全線開通した。立山一帯は吹雪に見舞われたが、国内外から観光客が続々と訪れ、雪の景色を楽しんだ。
室堂(2450メートル)周辺は朝から雲が覆い、午前7時の気温は氷点下3度。強風を伴って雪が降り続いたため、雪壁の間を散策する「立山・雪の大谷ウオーク」は終日中止となった。
室堂ターミナル周辺では、「雪の大谷」の看板前で記念撮影する観光客や、山小屋に向けて雪の中を歩くスキーヤーたちの姿が見られた。
雪の谷ウオークは6月22日までで、アルペンルートの営業は11月末まで。