木曽町内の酒蔵を回りながら、笑顔で日本酒を味わう参加者たち

木曽町内の酒蔵を回りながら、笑顔で日本酒を味わう参加者たち

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木曽の酒・みそ蔵3カ所でイベント多彩に

信濃毎日新聞(2017年4月16日)

 木曽町福島の酒蔵2カ所とみそ蔵1カ所で15日、蔵を見学できる「春の蔵びらき」が開かれた。同町は発酵食品を生かした町づくりを進めており、街中のにぎわいにつなげようと、七笑酒造、中善酒造店、小池糀(こうじ)店が昨年に続いて開催。雨が降り続くあいにくの天候だったが、それぞれの蔵元は、豚汁やすんき入りのみそ汁、甘酒の振る舞いをはじめ、日本酒のカクテルの試飲、利き酒大会、酒かすの詰め放題など多彩なイベントを展開した。
 
 県内外から訪れた人たちは試飲や試食をし、気に入った日本酒やみそ製品を購入。松本市の会社員、工藤秀明さん(51)は同じ飲食店を利用する仲間3人で訪れ、「同じ木曽の酒蔵でも味が全く違うのが面白い」。大学の研究室の教授らとともに10人で訪れた岐阜市の大学院生、川居拓馬さん(23)は「最近、地酒のおいしさが分かるようになってきた」と笑顔を見せた。
 
 小池糀店社長の上村三枝子さん(68)は「雨の中、遠くから来てくれた人も多く、みそや甘酒を知ってもらういい機会になった」と話していた。中善酒造店は16日(午前10時〜午後3時)も蔵びらきをする。

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