高岡市日本遺産推進協議会は、5月1日の「高岡の歴史文化に親しむ日」を前に、日本遺産に認定された高岡の物語を紹介する冊子「高岡ふしぎ発見帖(ちょう)」の配布を21日から始める。18日、市議会総務文教委員会で報告された。
冊子は、加賀藩による藩政期から、町民によって地域の文化が形成され、現在でも町並みや産業、伝統行事などに人々の歩みが色濃く残っている-という日本遺産のストーリーに沿った内容。イラストや写真、クイズ形式を取り入れた。
A5判36ページで、4千部を用意した。21日から市内の小学5、6年生に配布するほか、市内の観光施設にも置く。市文化創造課は「冊子を持って出掛け、高岡の歴史文化の魅力を再発見してほしい」とPRしている。