射水市加茂中部の下村加茂神社に伝わる「やんさんま祭り」が4日、同神社境内で行われ、疾走する馬上から矢を放つ「流鏑馬(やぶさめ)式」などに大勢の人たちが見入った。
流鏑馬式では、地元の下村愛馬クラブに所属する高倉誉宜さん(40)と奥野裕介さん(35)、柴田大輔さん(20)が騎乗。勢いよく走る馬にまたがりながら全長約3・6メートルの竹弓に矢をつがえ、的に向けて放った。
乗り手が40年ぶりに代わった「牛乗式」では、藤本進二さん(47)が田の神様にとどまってもらうため、若衆と共に神前で牛を座らせた。