飯田線全94駅の駅名を記し、名所のイラストが描かれた「飯田線マップ手ぬぐい」

飯田線全94駅の駅名を記し、名所のイラストが描かれた「飯田線マップ手ぬぐい」

長野県 伊那路 鉄道

飯田線全94駅の駅名入り 「マップ手ぬぐい」好評

信濃毎日新聞(2017年5月24日)

 JRグループや県内自治体が7〜9月に展開する大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」と、8月のJR飯田線全通80周年に向けて、飯田下伊那地方の飲食店経営者らが商品化した「飯田線マップ手ぬぐい」が好評だ。飯田線全94駅の駅名を記し、名所のイラストを描いた手拭いで、鉄道ファンや観光客らが乗車の記念などに買い求めている。

 飯田市羽場権現でカレー店を経営する尾沢章さん(46)が商品化を発案。「飯田線のファンは多いけれど、路線の代名詞となるような土産物がない」と考え、イベント会社やデザイン会社を経営する仲間らと、昨年秋から開発に取り組んだ。

 手拭いは紺色で、長さ90センチ、幅35センチ。豊橋(愛知県)―辰野(辰野町)間の195キロを結ぶ飯田線の路線図を簡略化して描き、中央アルプスを背景に走る車両や、「秘境駅」といわれる小和田駅(浜松市)などのイラストを添えた。切り絵風の旅情を誘うデザインだ。

 価格は1枚1080円。飯田駅前の土産物店などで4月上旬に販売を始め、これまでに約800枚が売れているという。尾沢さんは「これを持っているだけで旅の楽しさが増す。車内で広げて、窓からの風景とともに楽しんでほしい」と話している。問い合わせは尾沢さん(電話0265・21・0739)へ。

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