千曲市上山田の千曲川河川敷に広がる万葉の里スポーツエリアで、ラベンダーが見頃を迎えている。14日は青空の下、濃い紫色の花が初夏の風に揺られていた。
同スポーツエリアに夫婦でマレットゴルフに訪れていた青木村の池田勇さん(82)は「毎年見ているが今年も咲いたね。もう少し開くと、色がもっと鮮やかになるので楽しみ」とラベンダーを見つめていた。
管理する市スポーツ振興課によると、2区画あるラベンダー畑に、合わせて約500株が植えられている。1991年に北海道の富良野から、株を取り寄せて植え付けたのが始まり。今年は例年より2週間ほど遅く見頃になり、今月末までは楽しめそう。22日からは、1人30本まで無料で摘み取りができる。