たる開きされた「こんかぶり」に見入る参加者

たる開きされた「こんかぶり」に見入る参加者

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「こんかぶり」たる開き 氷見の柿太水産でイベント

北日本新聞(2017年7月9日)

 氷見市北大町の柿太水産(柿谷正成社長)は8日、氷見産ブリのぬか漬け「こんかぶり」のたる開きに合わせ、氷見ならではの食を楽しむイベント「柿太deちょこっと こんかバル」を開いた。

 こんかぶりは、伝統的な保存食「こんかいわし」の製法を応用した一品で、6年前に完成。同社の人気商品となっている。毎年7月に行う初物のたる開きに合わせてイベントを企画した。

 昼の部には約30人が来場。柿谷社長がブリを漬け込んだ木のおけを開き、仕上がり具合を確かめた。同社の柿谷政希子さんが製法を解説。3年ものという熟成品も初お目見えした。市内の料理店が、こんか漬けを素材に調理したメニューを提供。参加者は、同市長坂地区の棚田で栽培したはさがけ米と共に味わった。夜の部では日本酒などと一緒に楽しんだ。

 こんかぶりは熟成品100パックを10日から販売し、1パック80グラム入りで1800円。今年の商品も順次発売する。問い合わせは同社、電話0766(74)0025。

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