キリンビール福井支店は18日、地域限定ビール「一番搾り 福井に乾杯」を発売した。横井伸和支店長が福井新聞社(福井市)を訪れ、福井の豊かな食材を引き立てる「まろみ」のある味わいをPR。「家族や仲間で酌み交わしてもらい、人と人のつながりをより深めてほしい」と話した。
キリンビールが昨年に続き発売する「47都道府県の一番搾り」の福井版。夏本番を照準に、ことしは販売を約3カ月間早めた。好評だった味覚は継続。県産コシヒカリを使い、すっきりさと、まろやかさを出している。
福井の食や文化に精通する有識者とのワークショップを通し、福井らしい楽しみ方を打ち出した。横井支店長は「福井は幸福度が日本一。福井に乾杯を通し、仲間や家族とのつながり、絆をより一層深め、幸せを感じてほしい」と話した。
県産食材のPRに向け、福井支店は福井県と連携協定を結んでおり、発売に合わせて地元土産物店などに福井の特産品とのセット販売を働きかけた。西武福井店、かゞみや、福井市観光物産館「福福館」が協力し、鯖のへしこや越前そば、小鯛の笹漬けをセットにした商品の販売を始めた。