希少なクラシックカーが走る「福井レトロモータードライビング2017」(福井新聞社後援)が17日、福井市内を発着点に開かれる。元F1レーサーの片山右京さんも参加し、秋の奥越路約100キロを駆け抜ける。
NPO法人福井クラシックカー協会が、往年の名車の走りを見て楽しんでもらうとともに、来秋開幕の福井しあわせ元気国体、福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)を盛り上げようと企画した。初年度は奥越コースで、今後は福井、坂井、丹南、若狭で開催し、5年掛けて県内を一巡する計画。
今回は県内外からクラシックカー約30台が集結する。希少な1960年式のダイハツミゼットや68年式の日産グロリア、69年式の三菱ミニカトラックなども参加。福井国体のマスコットキャラクター「はぴりゅう」のステッカーを車体に張りPRする。片山さんはトヨタの燃料電池車「MIRAI(ミライ)」に乗り、勝山市役所―大野市・六呂師高原間を走る。
同協会の竹田優治代表(60)は「懐かしい車を見るといろんな思い出がよみがえると思う。沿道から手を振ってほしい」と呼び掛けている。同協会は当日の運営スタッフを募集している。