松本市浅間温泉で4日、「浅間温泉新そば祭り」が2日間の日程で始まった。県内のそば打ち愛好家やそば店が計7ブースを出した。あいにくの雨だったが、多くの家族連れが新そばを食べ比べた。
浅間温泉観光協会などでつくる実行委員会が主催し、13回目。同市横田の主婦越前旬さん(43)は、筑北村のそば店が出したかけそばを食べ、「寒いので温まった。喉越しも良かった」と笑顔を見せた。地元名物「おしんこ餅」を売る物産ブースも並んだ。
5日は午前11時〜午後3時。大人400円、子ども200円で地元旅館などの温泉を使える入浴券も販売する。午前10時から旅館や商店を巡りクイズに答える「浅間温泉ミステリーウオーク」も開く。
安曇野市ではこの日、市商工会や市などでつくる実行委員会が新そばや野菜、果物などの特産品を集めた「新そばと食の感謝祭」を同市の穂高神社特設会場で2日間の日程で始めた。市内の六つのそば店が出店した。
5日は午前10時〜午後4時に開く。JR穂高駅前通りの歩行者天国では、キッチンカーによる食べ物の販売などもある。