フェアに参加する「みやま苑」が提供しているすんきそば

フェアに参加する「みやま苑」が提供しているすんきそば

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「すんき」多彩な食べ方紹介 木曽・王滝の33施設でフェア

信濃毎日新聞(2017年12月9日)

 赤カブの葉を乳酸菌で発酵させた木曽地方の漬物「すんき」のさまざまな食べ方を紹介し、誘客につなげる「すんきde元気フェア」が8日、木曽町、王滝村の飲食店や菓子店など33施設で始まった。木曽町商工会などが主催し、10回目。チラシにスタンプを押して申し込むと、特産品が当たる取り組みへの応募も年々増えているという。

 すんき入りのそばを出す店が多く、同町新開の「みやま苑」でも早速、すんきそばを注文する人がいた。この季節を楽しみにしている人が多く、10食以上提供する日もあるという。

 同町福島で和菓子を扱う「芳香堂」はこの日から本格的にすんき入りパイを販売。週2回ほど30〜50袋(二つ入り)分ずつ作るという。同町開田高原の「カフェレストはーと」は、すんき入り雑炊などを提供。店主の下村美和子さん(54)は「これが食べたくて来る人もいる」。今季から自分で漬けたすんきを使っているという。

 中小企業庁の「地域資源∞(無限大)全国展開プロジェクト」の助成を受けて飲食店や宿泊施設などがすんき入りのピザやカレー、ラーメン、チャーハンなどを開発し、フェアが始まった。今回は、来年2月12日まで。

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