氷の代わりに樹脂パネルを使うスケートリンク「エコリンク」が9日、富山市総曲輪3丁目のグランドプラザで始まった。10年目を迎えた冬の名物企画だが、パネルが耐用年数に達したため本年度で終了予定。大勢の親子らが名残を惜しむように滑りを楽しんだ。来年1月14日まで。
エコリンクは冬のにぎわい創出を目的にまちづくりとやまが2008年度から毎年、1カ月間開設している。今シーズンは発光ダイオード(LED)照明と、光を動かせる照明器具「ムービングライト」を設け、グランドプラザ全体を光で演出する。
オープニングイベントでは、LEDを使って高さ15メートルのクリスマスツリーの形に仕上げたイルミネーションの下、県内を拠点に活動する歌手のCHIKOさんが美しい歌声を披露。サンタクロースの衣装に身を包んだ富山フィギュアスケーティングクラブの子どもたち9人が、華麗な滑走を披露した。
入場料は大人500円、学生300円、小学生以下100円。