「すんきコンクール」の出品作を味わう参加者たち

「すんきコンクール」の出品作を味わう参加者たち

長野県 木曽路 特産

特産「すんき」の魅力紹介 木曽で初のフェスタ開催

信濃毎日新聞(2017年12月15日)

 木曽地方特産の漬物「すんき」の魅力を紹介する初の「木曽"すんき"フェスタ」が14日、木曽郡木曽町であった。すんきが5月、地域の農林水産物・食品を農林水産省がブランドとして保護する「地理的表示保護制度(GI)」の登録を受けたことを受け、広くPRしようと企画。すんきの試食などのほか、「木曽町すんき大使」の俳優田中要次さん(木曽町出身)らによるトークショーもあった。

 県木曽地域振興局農政課や県木曽農業改良普及センターなどでつくる実行委員会の主催。すんきの生産、販売業者で構成する「すんきブランド推進協議会」の松井淳一会長(62)=木曽町=は「この機会にすんきが今まで以上に広まり、木曽の活性化につながればいい」とあいさつした。

 13日に審査があった「すんきコンクール」には65点が出品。同改良普及センター職員の伊藤達也さん(52)が最高位の「名人」に選ばれ、「一人で漬けたのは初めて。光栄だが、職員なのに選ばれてしまい申し訳ない気持ちもある」と述べた。

 田中さんは、木曽青峰高校(木曽町)3年生らとトークショーに出演。田中さんは「地元にいるうちはおいしいと思ったことはなかったが、離れてみると冬に食べたくなる」と話した。

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