冬の恒例行事「第32回日本海高岡なべ祭り」は13日、高岡市の中心市街地で始まった。魚介類が豊富な「海鮮シチュー鍋」や「高岡すり身ごっつぉ鍋」をはじめ県内外のご当地鍋が勢ぞろいし、来場者は寒空の下、熱々の鍋料理で体を温めた。14日まで。
約30団体が、30種類計3万1千食分を販売。ウイング・ウイング高岡前の広場や御旅屋通りなどにはブースがずらりと並んだ。
旧万葉の杜では、高岡商工会議所青年部のメンバーがエビやホタテ、イカなどをたっぷり入れた海鮮シチューを調理。地域女性ネット高岡のメンバーらは、クルン高岡2階デッキでコンブやホウレンソウ、サケのすり身などで作った高岡すり身ごっつお鍋を販売した。同市福岡地域特産のコイの身が入った鍋や、青森県八戸市の郷土料理「せんべい汁」なども人気を集めた。
14日は午前11時から午後4時まで開催する。食券は1枚350円。市や高岡商工会議所、市観光協会などでつくる実行委員会主催。