木曽郡木曽町福島の木曽川沿いに家の一部がせり出すように並ぶ「崖家(がけや)造り」の家々を観光客にPRしようと、町内をガイドする「まちの案内人の会」が3日、研修会を開いた=写真。
明治期の道路整備の際、道と木曽川の間の狭い土地を生かそうと岩盤を削って家が建てられた。河原側に家屋がせり出し、近年、眺望を撮影する旅行者も目立つ。
この日は9人が河原や近く橋のから眺望を確認した。会員の千村稔さん(70)は「河原から見た景色は怖いくらい迫力がある」と改めて良さを実感。「珍しいので、ぜひここに観光客を連れてきたい」。