富山市ガラス美術館(渋谷良治館長)と市図書館(清水孝夫館長)が入る富山市西町の再開発ビル「TOYAMAキラリ」の来館者数が12日、200万人を超え、記念のセレモニーが行われた。
節目の来館者となったのは、旅行で県内を訪れた東京都千代田区の荒川修さん(70)と妻の美恵子さん(69)。清水館長が「街なかの交流拠点として、多くの人に利用してもらえるようさらなる魅力づくりに努めたい」とあいさつ。渋谷館長がキラリのオリジナルグッズやガラス作品の図録など記念品を贈った。初めて訪れたという荒川さんは「突然のことでびっくりしたが、館内を回るのを楽しみたい」と笑顔を見せた。
キラリは旧富山大和の跡地に2015年8月にオープン。開館から1年5カ月後の17年1月に来館100万人を超え、同2年10カ月で順調に200万人を達成した。年間来館者数は16年度62万人、17年度73万人と増加傾向にある。来館者数はカフェや土産店の利用者を含み、施設内にある富山第一銀行本店の来客は含まない。