飯田下伊那地方で収穫された桃を選別する作業員

飯田下伊那地方で収穫された桃を選別する作業員

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露地の桃、甘い香り 松川町で選果始まる

信濃毎日新聞(2018年6月29日)

 松川町大島のみなみ信州農協松川インター選果場で28日、飯田下伊那地方で収穫されたわせ種の桃の選果が始まった。同農協によると、県内の露地物では最も早い。甘い香りがほのかに漂う中、約30人の作業員が桃を選別した。

 この日は豊丘村、喬木村、飯田市の農家が、「日川白鳳(ひかわはくほう)」「赤宝(せきほう)」「たまき」の3種計306キロを持ち込んだ。作業員たちは果実に傷などがないか確認。機械で重さを量り、大きさ別に箱詰めした。

 同農協営農部主任の遠山実さん(35)によると、今年は5月後半から6月にかけて雨が少なく、実は小さめ。わせ種が終わると、中生種、晩生種と出荷が8月20日ごろまで続き、95万キロほどを中京圏を中心に出荷するという。

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