完成した煮干しビールを手にする山本さん(左)と柿谷さん=氷見市比美町のブルーミン

完成した煮干しビールを手にする山本さん(左)と柿谷さん=氷見市比美町のブルーミン

富山県 高岡・氷見・射水

「煮干しビール」いかが 氷見のブルーミンが柿太水産と開発

北日本新聞(2018年7月13日)

 氷見市比美町でクラフトビールの醸造所兼カフェ「ブルーミン」を営む山本悠貴さん(30)が、氷見産煮干しを材料に使った新たなビールを造った。同市北大町で加工品製造を手掛ける柿太水産とのコラボレーション商品で、同社が14日に開くイベント「こんかバル」でお披露目する。

 柿太水産で販売を担当する柿谷政希子(せきこ)さん(50)が、干物に合うビール造りを山本さんに提案。山本さんは、材料に煮干しから取っただしを使うことを思い立った。

 同社製の氷見産カタクチイワシの煮干しから取り出した和風だしを、煮沸、冷却後の麦汁に加えるという製法で取り組んだ。和風だしは柿谷さんのアドバイスを受け、魚臭さがなく本来のうまみを凝縮する製法で作った。ホップは苦みや香りを抑え、すっきりとした味わいの黒ビールに仕上がった。

 柿太水産では14日、氷見の伝統食「こんかいわし」のたる開きに合わせ、食とトークのイベントを同社で開く。今回のビールはイベントの参加予約者に提供するほか、当日会場で販売する。ブルーミンでも取り扱う。

 山本さんは「今回が地場の材料で作ったクラフトビールの第1弾。お客さんの反応を見ながら味を高めていきたい」と話している。

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