美しい桃色になったモモを見上げる白山部会長(右)ら組合員

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「新湊のモモ」甘み最高 沖塚原「アグリ21」

北日本新聞(2018年7月20日)

 射水市沖塚原地区(新湊)の農事組合法人「アグリ21」(山崎幸博組合長)が19日、今シーズンのモモの出荷をスタートした。9年前から地区内の畑でモモを育て、4年前から出荷を始めた。ことしは晴天が続いたため糖度が高く仕上がった。組合員は「食べてくれた人の『おいしい』という言葉を励みに作業をしたい」と意気込む。

 アグリ21は約30アールの田んぼを転作しモモを栽培。現在、7品種計約60本を大切に育てている。糖度が13度以上の果実だけを選んで市場に出すなど、高品質にこだわった栽培・出荷を心掛けている。

 ことしは、約1万1千個の果実に紙袋を付けて収穫に備えた。長く晴天が続いたため平均の糖度は14~16度とこれまでにない高さとなった。一方、雨が少なかったため果実はやや小ぶりに仕上がった。

 この日は、早朝に収穫を実施。組合員が美しい桃色の果実を選び、サイズ別に出荷した。品種によって収穫時期が異なるため、8月中旬まで収穫・出荷作業を続ける。

 モモ部会の白山一男部会長(68)は「木の成長とともに収穫量が増えている。世話は大変だが『新湊のモモ』の知名度が上がるよう頑張りたい」と話している。

 アグリ21のモモは道の駅新湊(射水市鏡宮・新湊)やJAいみず野の直売所「菜っちゃん」などで販売する。

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